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大江美智子 (2代目) : ウィキペディア日本語版
大江美智子 (2代目)[おおえ みちこ]

二代目大江 美智子(おおえ みちこ、1919年2月20日大江美智子〈2代〉 講談社・日本人名大辞典、コトバンク、2009年10月30日閲覧。〕 - 2005年7月)は、日本の女優である。急逝した先代から一座を引き継ぎ、女剣劇を成長させた舞台女優である〔。初期の芸名は大川 美恵子(おおかわ みえこ)、本名は細谷 ヤエ(ほそや やえ)〔。
== 人物・来歴 ==
1919年(大正8年)2月20日神奈川県に生まれる〔。
1934年(昭和9年)、満15歳で女剣劇の劇団「大江美智子一座」に入団、座長の初代大江美智子に師事し、芸名を「大川美恵子」とする〔。
1939年(昭和14年)1月6日、初代大江美智子が神戸での公演中に急逝し〔大江美智子〈初代〉 、講談社・日本人名大辞典、コトバンク、2009年10月30日閲覧。〕、同年、二代目「大江美智子」を襲名した〔。1942年(昭和17年)、浅草に進出、同じく女剣劇のスター不二洋子と競うほどの人気を得る〔。
大衆性溢れる、女剣劇のスターとして一時代を築き、十八番とされた『雪の丞変化』の早替わりは大江の人気を不動のものとした。1960年代には映画にもゲスト出演したが、1970年(昭和45年)、緑内障による失明を宣告され、京都南座での公演を最後に先代から37年続いた一座を解散した〔。
その後横浜に帰り、弟子の岩本常美(芸名大宮寿美)らと大江美智子舞踊教室を開き、静かな後半生を送り、2005年(平成17年)7月、心筋梗塞で死去。満86歳没。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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